*ロンドン永住日記* | 英国のダークな一面と理不尽をえぐります。

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Posted by 西園寺 薫 on  | 

買いましたぜ。


買いました。

香水。

宣言どおり。

土曜日は、大変お日柄もよく、そのうえ、気候もよかった。

夏日もどきなナマ暖かさでした。

イギリスも慣れない夏日を演出したせいか、

次の日はそのツケとして肌寒く、あまつさえ雨が降っていました。

ふりかえってみるとこの週末の天気はおそろしくバランスが取れてたように思います。


さて、この土曜日。

市内の駐車場は恐らく満杯だろうと思い、夕方から出かけることにした。

お昼ごろが一番駐車場空き率が悪いので敬遠している。

陽が長い夏口は、午後になってもなかなか空きが出ないので、4時ごろ家を出る。

さすがにこの時間は大抵ガラガラなはずなのに、

この日は駐車場探しに20分ほど不審車まるだしでうろうろせねばならなかった。

しかし、ほかにも不審車(同じく駐車場所探し)が多かったので気にならない。


ご存知の方は多いかもしれないが、

ロンドン市内というのは、なるべくクルマでのアクセスを制限しようと色々小賢しい罠を仕掛けてくる。


ひとつは以前述べたコンジェスチョンチャージ(入場料 1日10ポンド)。

もうひとつは路駐の支払いが全てクレジットカード登録による方法でのみ可能。

コレが煩わしく大変めんどくさい。

さらには、道路の一方通行率の高さだ。

ワザとあらゆる道を一方通行に仕立て上げ、クルマで来ないように謀略のかぎりを尽くす。

SOHOとか、一通地獄だもの。

初心者とか、絶対無理。

道という道を作為的に走りにくい設計にしているのだ。

外国ナンバーのクルマが同じトコぐるぐる回ってるのを見たが、

あれは間違いなくツーリストが道に迷ってたと思われる。

当局の策略は見事に項を奏したようだ。

とどめは歩行者のマナーの悪さ。

知らないうちに5人くらい轢いちゃってました、くらいもうすれすれ。

マナーの悪さは市内に限ったことではないのだが、

人が多い&道幅は狭いので、路上にもヒトがあふれる。

ある意味当たり屋に要注意だ。

週末などはたとえコンジェスチョンチャージがタダでも

ココロの底から願い下げだったりする。

信号が変わっても、悠々と歩いてたりするのを見ると、

改めて時間の余裕と今日のラッキーアイテムの必要性を感じる。

急いでたりすると、舌打ち&毒舌関西弁が止まらない。


この日もご多聞にもれず、いやだからその、いつもより混んでた。

肉食民族の動物臭みたいなものさえ車の中から感じたほどの人ごみ。(ウェー。)

それでも何とかねじこみ駐車し私は件のLibertyへ単身乗り込む。

このヒト地獄へ怪獣を巻き添えるのはフビンなので、

カフェでパパとゆったりお茶しててもらうことにした。

Liberty内部は冷房が効いてて涼しい。

が、Libertyへ吸い込まれていくのは観光客っぽいひとばかり。

中も人だらけ。まるでなんちゃって伊●丹の風情だ。



目当ての香水コーナーは一番はじっこ。

左手にFrederic Malleが見えてきた。

その隣にLe Labo.


シンプルな店頭にボトルが20個くらい並んでいる。

ザ・品定め。

すかさず店員が寄ってくる。

「マダム、何をお探しですか?」


愛想のいいフランス人スタッフのおねえちゃん。




ここで既に私の鼻は弱気になっていたが、負けずににこやかに

「香水を切らしてしまったので新しいのを探しています。」

と気取って答える。


ひととおり生活形態と好みの香りを告げ、でも、番外編を受け入れる要素も残しつつ、

片っ端から匂う、匂う。


3つ目くらいでもう、わからない(涙)。


お姉ちゃんはひとつずつ説明をしてくれ、紙にスプレーしたものを渡してくれるのだが、


正直、鼻休めがほしい。

サクった。コーヒー豆が必要だったか。


色々試した結果、

Portlait of a lady



Le Parfum de Therese

が、気に入った。

コレは香水の名前で、その上に調香師の名前がついている。

悩んだ末、今回は Portlait of a ladyにした。

malle 004


ちなみに、Frederic Malleというのはブランド名で

ここに調香師が何人かいて、

香水だけを作っている。

香水の名づけも調香師がするそうだが、ほとんどの香水の名前がフランス語で

お姉ちゃんに訳してもらいながらひたすらくんくんし続ける。

今回購入したPortlait of a ladyは、

調香師、Dominique Ropionさんという方の手によるもの。


しかし説明頂いてもね、すまぬ、ぜんっぜん、知らん。

以下、抜粋。

「19世紀に書かれたヘンリー ジェイムズの小説「ある貴婦人の肖像」から名付けられた香り。
ターキッシュローズとパチョリの大変強いエッセンスを使うため、
香りのパーフェクトなバランスを作り出すのに何度も何度も試作を重ねて創られた、
希少な香りとのこと。

トップノート:クローブ、シナモン、ローズ、カシス、レッドベリー
ミドルノート:サンダルウッド、パチョリ、インセンス
ベースノート:ムスク、アンバー、安息香 」


だそうな。

自分の買った香水の生い立ちや物語など、知れば知るほど興味がわき、愛着が生まれる側面がある。

しかし、日本では取り扱いがないのか、英語サイトのみで追加情報を得る始末。


1時間弱の買い物を終え、怪獣に

「ママ、いいにおい?」

と聞いてみたら、


「いや、スメリー。」(臭い。)


だってさ(涙)。




いいのだ、究極の自己満足だから。







Category : ファッション
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