*ロンドン永住日記* | 英国のダークな一面と理不尽をえぐります。

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Posted by 西園寺 薫 on  | 

英国式犯罪風味。



なんとなく読んでた今朝のMETROという新聞。

これは、地下鉄駅構内に置いてあるフリーペーパーで、

通勤電車でも読みやすいサイズの新聞です。

タダなうえ、結構な冊数が山積みで、

みんな実に遠慮なく拾ってホームへ降りていきます。

私はクルマ通勤なので地下鉄通勤のスタッフからまわしてもらったものを入手。




ぱらぱらとめくってみる。

コドモが虐待死。

こういうニュースはすみません、

とてもかわいそうで読むに堪えません。

なので取り上げられません。



他にたいしたヌースもないまま、ほとんど流し読みしてましたが、

ふと目を留めたとある記事。

記事タイトルは

Father and son held over burglar's death.

ずばり強盗を殺した父子が警察に拘留されたというもの。


まあ、すぐ釈放されるだろうと願います。


が、気になるあらすじは、


完全武装で押し入った4人組の強盗団。

住人家族がそのうちの1人を刺殺してしまったとのこと。

完全に正当防衛に思えます。

強盗団と家族の関係や怨恨説など詳細はわかりませんが

まず他人だろうと解釈していいと思います。

が、ここから件の新聞の記事内容、

殺された強盗に対しburglarからvictim 扱い。

コレだけで立場が一転した印象を読み手に与えます。

その場にお父さん、息子、そして息子のガールフレンドが居たようですが、

事情聴取のため、みんな、ケーサツにしょっ引かれたそうです。

まあ、それはそうでしょう。

が、

この記事のシメ部分に引用されていた、警察官の呟きが信じられません。


「今回の事件は実にショッキングなケース。

強盗と対峙したら、ケーサツに電話するか

絶妙な防衛を行うように」

って。


........。


.....................。


失笑しか出ないんですけど。

まちがいさがし?

皮肉の意をこめて絶妙と訳しましたが、「適切な」が妥当なところでしょうか。


強盗4人をかわしながらケーサツに電話できるひといるんでしょうか。

困ったちゃんと遊んでるだけならいいんですけどね。

殺ってなければ、殺されてるとお察しします。

4人で押し入っておいて返り討ちにあい、過剰防衛と言われると

決してなるほどとは思えないんですがね。

なんか罪人化決定みたいな口ぶりが非常に気になります。

いつのまにか被害者と加害者が逆転してますが、

強盗罪への言及はどうなったんでしょうか。

強盗に入るほうも最悪殺される覚悟して押し入るべきと思うのですが

殺された瞬間に被害者へ昇格とは笑えません。

何の罪もない一般市民は

おとなしく殺されるか殺人犯になるしかないのでしょうか。


と鼻の穴4倍にして息巻いてみました。



英国ではこういう加害者が被害者化する事例が少なくないようです。

歪んだ人権第一の弊害。噴飯もんです。

増税とかは気づかないくらいスマートに可決してる一方で

この辺の法整備は置き去りですか。


他にもマリファナやら未成年の飲酒やら、一応禁止事項ではあるものの、

取り締まりもユルく、思ったより犯罪扱いにはならないんですね。


抉れば、誰でもたぶん1回はやってる系の汚点のひとつってな印象です。

前科の烙印にもならない。妙にファミリアなのが気に入りません。

ケームショも待遇は甘いモンで、常に人気で空きがなく、

逆にめったなことでは収監されないみたいです。

社会奉仕活動のほうがつらいとほざく始末だそうです。


件のお父さん一家も釈放される方向であってほしいと願うところですが。


こういう押し入り事件は珍しくないらしく、ホリデーで長い間家を空けることを懸念し

ホリデーを取りやめるひともいるほど。

このやっちまったモン勝ちっぷりは釈然としません。

まるでテッテー的に社会にメーワクを掛けたほうが楽に生きられるようです。

なんだか迷惑をかけないように生きている人たちのほうが居場所がありません。



数日前の日記に、3軒となりの鼻つまみ一家、ポーの一族について書きましたが、

オフィスの同僚も近所に似たようなバクダンを抱えている模様。

ドラッグディーラーに

アル中、

父親がみんな違う4人の子供を抱えたシングルマザー
(おゼゼを吸い尽くし、子供を盾に迷惑行動の限りを尽す)、

基本的におネジの狂ってるヒト、


などなど、他人事としては面白いが、

ゼッタイ関わりたくないランキング上位を占めるまだ見ぬ黒光り系セレブたち。

しかも多数派。


しかし、日本にいたころにはこういう人々って

あまりお目にかかったことないですけどね。


グレーから黒いゾーンに生息するヒトにとっては

幸せな国なようですね。


ともかく、自衛手段が関わらないようにすることのみって

消極的すぎるんですが。



ある意味、事件に巻き込まれず平和に生涯終われたら、




英国式勝ち組だったといえるかもしれません。






生涯終わってからの話ですが。











Category : 英国生活
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