*ロンドン永住日記* | 英国のダークな一面と理不尽をえぐります。

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Posted by 西園寺 薫 on  | 

ストライキ

ロンドンの地下鉄はストライキが多い。

地下鉄に限らず、消防署、郵便局などでお目にかかれる。しかも割りと頻繁に(爆)。




日本でもはるかむかーし国鉄なんかでストライキ運動はあったようだ。

が、いまとなってはストライキと聞いただけで、妙にノスタルジックでレトロな気持ちになる。

なんというか「まだやってんの」的な響きがぬぐえないというか。

いやいや、ほほえましい印象さえそこはかとなく漂うではないか。

もっともJR化とともに廃れていったようだ。

恐らく日本には根付きにくい外来文化のひとつであったのだろう。

まあ、サマータイム制のようなもんだ。

現代人には意味不明な単語になる日も遠くない。





これを書いている今日、まさにストライキ当日で、通勤途中の某駅前はバスを待つ人々がてんこもりになっていた。

ストライキとはいえ、全く動いてない線、全く動いてない区間、全く問題ない線、そして普段からストライキばりに機能していないのでどうでもいい線が混在している。

稼動している線の正しい情報を集め、別ルートを導き出すだけでも結構時間がかかるので迷惑極まりない。



ちなみに東京同様、ロンドンも地下鉄とBR(日本のJRに相当)から成り立っている。

しかし、仕組みは全く異なる。


東京は、たとえ地下鉄が全線止まっても、ほかの私鉄またはJRを使えば、目的地へ行くことは容易だ。

地上と地下で上手に共存しているうえ、鉄道会社が違うのでリスクが分散されているといえる。

多少不便なものの、つぶしがきくのだ。




だがここロンドンでは、そうはいかない。

まず、BRは郊外へ延びる線が比較的市内まで乗り入れているものの、都内のように網羅しているわけではない。

市内に入ると地下鉄にバトンタッチするような形がとられている。

つまりBRでせっかく市内までたどり着いても、地下鉄が止まっていたらこそこからは結構自力での移動を強いられる。
つまりバスか、かなり歩いて最寄の地下鉄の稼動している駅から目的地を目指すこととなる。


なんといっても結局地下鉄が生命線なのだ。


そして、地下鉄をまとめあげるのは1社独裁状態だ。


そして、目的地は違えどみんな同じことを考え、同じ動きをするので、代替バスを5本見送る羽目になったりする。
選択肢がないのだ。


結果、2時間ほど遅刻する。




最近はストライキが日常化している。

昔はせいぜい年2-3回だったのに、数ヶ月前から毎月単位で行なわれているようだ。

ストライキの目的、言い分はさまざまだが、ほとんどが待遇改善要求である。


それにしても毎月ストライキの大義名分が見つけられるのはなかなか玄人技と思われる。
ストライキのコンサルタントでもいるのだろうか?





しかも実際は迷惑をこうむるのはアピールすべき相手のお上ではなく一般市民。

プチテロといっていえなくもない。





ムダに理不尽である。







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Category : 英国生活
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