*ロンドン永住日記* | 英国のダークな一面と理不尽をえぐります。

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Posted by 西園寺 薫 on  | 

英国の住居 (マンション編 2)

続くこの物件第三の魅力に



床板が薄い、ということが挙げられる。



コレもなかなか優秀な刺客であった。






これもまた解決策がなく、


ある意味もう、致命的といえる欠陥だ。





ただ歩くだけで




床が結構な音量でぎしぎしいう。


たまに「ぱき」とクリスピーでありながら


決してしてはいけない音がする。


とうとう床板が腐ってきたのだろうか。



硬いもの落とせば、


階下へ突き抜ける日も近そうだ。


うちの子供が1歳を過ぎ、ハイハイからつかまり立ち真っ盛りのころ。


おしりもちつくと、部屋の枠組みがわさっと揺れた。



そのころから階下の神経質住人から文句を言われるようになった。


どれほどうるさいかは本人の感覚に依るところもあるだろうが、


うるさくしているのはうちなので強く言い返せず、


常に低姿勢、平謝り。


日本人なので、謝り慣れている。


残念ながら、階下の住人には恵まれなかったようだ。


うちが階下なら良かったのだ。


建物が劣悪すぎるせいなのはこの人も良くわかっている。


かといって子どもが走り回るのはどーしよーもない。



転がってるうちはまだよかった。



こんなところに住み続けていたら


子どもの成長を素直に喜んでやれなくなる。


言って判るようになるまで住んでられない、断じて。



というわけで、


去り時を悟った。





いよいよ引越し時、




あらかた荷物を運び出し、




最後の大掃除。




これをやらないと、大家から敷金を掃除費用に差っぴかれる。





窓拭き、洗濯機、お風呂掃除、キッチン。

物入れ、廊下。



それぞれの部屋の緑カビと黒カビの勢力が


塗りなおした壁の上に新たにうっすら台頭し始めているのがみえた。



が、これはもうどうでもいい。



私たちがでたあとに大家が何とかするだろう。





リビングにて掃除機をかけ、フローリングの床とソファーを拭く。



このリビングだけは常に暖房入れてたせいか、


カビなくてよかったと思いながら


ソファーを動かしたら




うしろの壁がブラックホールのやうに真っ黒だった(爆)。



...ちゃーんと生息していたのだ。



迷わず、隠すようにソファーを戻す。






後日、不動産屋のHPにこの物件が出ていた。



次の入居者募集だ。



次のテナントに入ってもらうまで


大家がこの物件に掛かる諸経費や住民税を払わなくてはならないので


そんなに寝かせておけないというわけだ。



詳細を見てみる。

駅徒歩6分
2ダブルベッドルーム
美内装
専用ガレージ
閑静な住宅街
家具つき


家賃1180.00 GBP/月



ちなみに

ベッドルームは大きければダブルルーム、

小さければシングルルームと呼ばれる。


この線引きがあいまいで不動産屋の主観といっていい。


ただダブルと書けば、シングルよりは客寄せ+フッカケの効果はあるので


どーみてもシングルだろうというのが堂々とダブルでまかり通っているケースもある。


せめて何平米以上か以下かで明確にして頂きたいものである。



それにしても、


駅までほんとは11分かかるし。


内装、カビだらけで美しくないし、


...家賃、上がってるし。



なんだかなあ。



早く次のテナントに入居してほしいのはわかるし、


商品のデメリットを書くわけないのもわかるが、



こういう誇張や虚偽の記載はどうなんだ。







じつは、鍵の返却まで1週間ちょいというところで、


うちはこの物件からは完全撤退していた。


次の住居に移転したあとも、鍵を持っている間は


この物件を見たいという人がいれば、立ち会って鍵を開けてやる。


契約期間内のこの間、まだ入室の権利は私たちにあるからだ。


いやならさっさと鍵を返せばいいだけだ。


ただ、この見学会の間、なにか大家の所有物が紛失したりすれば、


ややこしくなる。


なので面倒でも立ち会うのだ。



この間、3組のカモ予備軍を案内した。


いろいろ面白いほど根掘り葉掘り訊いてくる。


しかし件のHP内容の疑問もあり


不動産屋のスタッフ同席の前でも遠慮なく


ぶっちゃけ使用感を吐露する。


不動産屋は毎日いろんな物件を動かしているので、


いちいち個別の物件のことなど


表面的なデータしか知らない。



しかし、こういう情報こそがテナントが入居前に知りたい情報なのだ。


少なくとも、私は知りたい。


というわけでいらんことべらべらしゃべってさしあげた(笑)。





大抵はカビのくだりになると



ココはやめとこうみたいな空気になる。





トドメにソファをどかす。




決定打だ。









完全に鍵を返し、


またHPを訪れてみると、


まだテナント募集中ではあったものの、



家賃が1080.00/月に下がっていた。






...カビが効いたのだろうか。




Category : 住宅事情
Posted by 西園寺 薫 on  | 2 comments  0 trackback

-2 Comments

Hiro says...""
こんにちは
うちはラッキーなことにカビとはほぼ無縁でした。
事前に教えて差し上げたえびサブレさんはえらいですよ。
カビ多発って、遠慮したいですものね。
2011.02.18 10:04 | URL | #3un.pJ2M [edit]
えびサブレ says...""
当やさぐれブログへ重ねてご訪問有難うございます。

そうなのです。いまのおうちは家賃がちょっと上がりましたが大変快適です。

引越しに伴う諸手続きも煩雑で面倒ですし、できれば暫くは引越しはしたくないですねー。

出てしまえば、良くあんなトコ住んでたなあという感じでしょうか。
2011.02.21 15:42 | URL | #- [edit]

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